こどものための庭づくり:庭育は、こどもの五感を刺激して育てる要素を取り入れ、こどもを中心として家族が楽しみながら成長する庭づくりです。
五感とは視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚です。
私自身の子育て経験から得たもの、自身の子供の頃の経験などから「子どもの成長に欠かせない要素を取り入れた庭づくり」をまとめましたのが庭育です。
以下の要素をデザインに取り入れた庭づくりをしております。
近年、遊び場の不足、保育園の問題、イジメ、学校での問題、言葉の暴力など、世の中が子供たちに対して優しくないように思えてなりません。
暗殺教室の殺せんせーのセリフではないですが、世の中に理不尽があるのは当たり前でして。
それで挫けたり、諦めたり、恨んだりすることの無い心の強い子供に育てるには、やはり親が溢れるばかりの愛情を子供に注ぐことだと私は思うのです。
ガーデナーという職業で私に何ができるかを考えたとき「庭育」のコンセプトがまとまりました。
イングリッシュガーデンの要素を取り入れ花や草をメインとした、こどもを中心とした家族が楽しめる庭づくりです。
家族の思い出は庭でできるのです。
子供たちが遊ぶ姿を眺める幸せ。子供の健全な成長こそ親の喜びなのです。
そのために殺風景ではなく庭育デザインでの庭づくりを推進しております。
ぜひお読みください
多年草、宿根草、季節のお花を植えて子供たちと見て楽しみましょう。かわいいお庭にしましょう。
花を見ると人は笑顔になります。
花に触れると人は優しい心になります。
子供たちと花が生きていると感じる時間を作りましょう。
葉が落ちるので常緑樹をお庭に植える傾向が多いのですが、季節の移り変わりを感じることができる落葉樹を植えることは子育てにおいて大切なことだと思います。
毎日視界に入る庭木が季節によって葉の色を変え、冬になると葉は無くなり、春になると芽ぶき、夏には青々とした葉を繁らせ、秋には紅葉する。
子供たちは落ち葉が大好きです。一枚の落ち葉でも色んな遊びを考え出します。素敵ですよね。
お庭に小さな家庭菜園を作りましょう。
キュウリ、ナス、ピーマン、トウモロコシ、ミカンなど野菜が成長していく過程を子供たちと楽しみ、収穫を家族のイベントとしましょう。
子供たちに「土」を触らせましょう。そしてお花や野菜を一緒に植えましょう。
優しく触らないと植物は折れたり、千切れたりすることを知ります。
土に臭いがあることを知ります。
子供たちは植物も生きていると知り、優しい心が育ちます。
春・生命に満ち溢れたお庭でバーベキューしましょう。
夏・プールや花火で大遊びしましょう
秋・落ち葉拾いで楽しみましょう
冬・雪が降ったら大喜びです
世の中には雑草という種類の草はありません。
家を建てて雑草が生えて嫌だ!という方が多いのですが、確かにボーボーになるのは嫌だと思いますが、家を建てる前からその地域に自生していた植物を雑草と呼んでいるわけです。
つまり先住者です。草が生えてもいいエリアを作るのも子供にとっては良い環境なんです。
自生植物には自生の昆虫が寄ってきます。バッタやカマキリ、コオロギ、鈴虫。
秋にお庭から虫の声が聞こえるのも風流ですよ。
雑草とうまく付き合いましょう。
花というものは見るだけでも心の癒し効果があるのですが、花びらを手で触れ、香りをかぎ、触れ合うことでさらにストレスの解消、人に優しくなれる効果があるんです。
苗を植える段階からですと、人の創造力を刺激し、育ててくれます。
これは子供だけではなく大人でも同じなのです。
玄関まわりや、リビングから見える中庭に花を植えることをお勧めしているのは視覚に入るだけでも大きな効果があるからなのです。
このたび「庭育 こどものための庭づくり」の庭育デザイン、庭育ガーデニング、庭育アドバイザーなど「庭育」に関する商標登録が特許庁よりおりました。
今後は「庭育」を体系化して、より一層、こどものための庭づくりに取り組んでいきたいと思っております。 ガーデナー石川 平成28年8月4日
「庭育」は㏍アイガーデンデザインの商標です。
こどものための庭づくり:庭育
春といえばチューリップですよね~。
咲いてるのをお店で買うのも良いんですが、冬のあいだに子供たちと球根を植えて楽しむのも良いですよ。
球根から芽が出て、もうすぐ咲くよ~♪
子供たちは自然とチューリップの絵を描いたり、自分なりの楽しみを表現しはじめます。
チューリップだけでなく、ヒヤシンス、スイセン、クロッカス、ユリなどの球根をお庭に仕込んでおくと、春がもっともっと楽しみになりますよ。
広島の小さなガーデン屋さんの大きなガーデナー石川です。
天気は相変わらずグズグズですが~今日から子供たちは実質新学期、元気に登校していきました。
新入学の高校第一日目の長男は緊張感満載の顔で、2年生、5年生の長女&次女はノホホンと行ってきま~すという朝でした。
子供たちは玄関を出て、アプローチを通り、元気に学校へ向かいます。
こどものための庭づくり「庭育」で一番重要な場面です。
子供たちは草花の空間を通って登校していきましたか?
子供たちの視界に綺麗な花は入りましたか?
子供たちの鼻は植物の匂いをかいだでしょうか?
私はこの朝一番の「行ってきます」が大切だと思うんですよ。家から出たら子供はあらゆる「ストレス」に直面します。一晩寝て、すべてのストレスが解消される場合とされない場合があります。
こどものための庭づくりは子供の五感を育てるとともに、子供が家の外で受けるストレスを軽減する役目も果たすんです。これは子供だけではなく大人も同じことが言えますが、家を出るとき、家に帰るときに草花のある空間を通るというのは大切なことなんですよ。
子育て家庭のみなさんにご提案しているデザインはすべて私が提唱しております「庭育」がコンセプトになったデザインなんです。
子供たちがお庭で「見る」「触れる」「香る」「聴く」「食べる」を通して五感を育てることを目的とした庭づくりを「庭育」といいます。
「見る」は花や緑のカラフルな色彩を毎日見ることで家庭外でのストレスを軽減し、健全な心を育てます。
「触れる」は土や水、花や草、葉っぱ、虫などに触れ、感受性を育みます。
「香る」は土や水、花や空気の匂いを嗅ぐことで嗅覚を育て、嗅覚の成長は味覚の成長へと繋がります。
「聴く」は外部からの雑音を木が吸収してくれます。風でゆらぐ小さな葉音を楽しみましょう。
「食べる」は果樹や野菜など、お庭で育てることにより子供たちは成長の喜び、収穫の喜び、最後は味で喜びます。また野菜への水やりなどは子供たちの責任感を養います。
小さなお子様がおられる皆さん、庭育をスタートさせましょう!
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