雨~雨~降れ~降れ~

こんにちは、ガーデナー石川です。

 

よく降りますなぁ~雨、雨。

しかし、この雨というものはガーデンにとって極めて重要なんですよね。

植物に水が必要だから?

それもありますが、植物が生きている地面、土地自体も生きているんですよね。

土地は「呼吸」をしているんですよ。土地は呼吸し、適度な湿度や栄養を持続するために雨が必要なんです。

適度に日があたり、適度に雨が降り、適度に呼吸できる土地が健全な土地なんですよ。

 

昨今、悲しいかな土地の全面をコンクリートで固めた新築戸建てをみかけますが・・・

ガーデナーである私の私見ですので怒らないでほしいのですが・・・

なんか「縁起が悪い」・・・

なぜか?家を建てている基盤となる土地に日が当たらない、雨もコンクリートの表面を流れるので吸収できない、コンクリートで蓋をされているので呼吸ができない・・・

結果、表面的には綺麗でも土地は死んでしまうわけです。

コンクリートというものは極端に言いますと薬品ですので、駐車場などでもコンクリートの施工をしますと薬品が土地に吸収されてダメになってしまいます。

駐車場を取り壊してガーデンにする工事のご依頼がありますが、ただ表面のコンクリートを取り除くのではなく、その下の土をごっそり入れ替えなければならないんですよ。

だから私はなるべく駐車場に使うコンクリートの量を可能な限り少なくなるデザインをするんです。

 

これから新築を考えられる皆さんはこの「土地は生きて呼吸している」というのを覚えておいてくださいね。土地が生きて呼吸すれば、敷地全体からマイナスイオンが出ますので家族の健康にもいいですし、植物たちも生き生きしますからね。

と、熱く語りました。