まずは全体予算より、どんな家まわりにしたいか?

ガーデナー石川です。

 

新築戸建てをお考えの皆さんが陥りやすいのですが、家を建てた段階で打ち合わせ打ち合わせで疲れ果て、外構工事の段階にあると「よくわからないので、お任せします」と言ってしまい、外構屋さんのやりやすいようにシンプルな外構が完成。

で、引っ越しも終わり、心に余裕ができて冷静に家まわりを見ますと・・

「なんか殺風景じゃない?」

となり、私にご相談に来られるパターンが年間を通じても多いんですね。

これを新築戸建ての外構リフォームと言います。

え?新築なのにリフォーム?となりますが、トータルで見ますと、二度手間の部分もあり施主様が不要な負担をしてしまうんですね。

 

新築戸建ての外構を考える時期というのは余裕をもって3か月前ですね。

まずはハウスメーカーさんのお抱えの外構屋さんからご提案があると思います。

基本、これは内容と金額が合わないはずです。ハウスメーカーさんに何割かマージンがいきますので100万円の工事でも内容は70万円くらいでしょうね。

高くても何かあったときに家と一緒に頼んでおけばハウスメーカーさんにクレームを入れられるという安心感がありますが、ハウスメーカーさんのアフターフォローにそれが入っていない場合がほとんどですので、これはもう信頼関係によるものが大きいですね。

 

ハウスメーカーさんの提案は保留にしておいて、我々のような家まわりの専門店にご相談されるか、メーカーの看板やカタログなどを沢山おいてあるエクステリア量販店にご相談されるかですね。

 

エクステリア量販店は販売が目的ですので何件も見積の依頼がOKですのでいろいろと回られるのもいいと思いますね。

専門店の場合、うちもですが相見積はご遠慮いただいております。

これはお家まわりを真剣になんとかしたい、という方がご相談にこられて、デザイン、予算面を一緒にクリアして理想とする家まわりを実現するのが目的なので、他社との比較とか、そういう業種ではないんですね。

 

まずは金額じゃなくて、新しく建てた家のまわりをどうしたいのか?奥様はどんな雰囲気が好きなのか?ご主人さんは趣味で何がしたいのか?子供たちとお庭で何をして遊びたいのか?お友達はたくさん来られるのか?リビングからの眺めはどんな感じがいいのか?好きな色は?などなど、まずはご来店いただいてご要望をすべてお聞きします。

それから私がデザインにまとめまして、ご提案します。

あらかじめ、だいたいのご予算をお聞きしておきますので、その前後の工事代金をご提示します。

デザインと金額を見ていただきまして、検討段階に入ります。

ここまでが無料の範囲となりますので、検討を加えたり、コストダウンをしたりというのはご成約が前提の打ち合わせとなります。

 

金額的なものは私はすべてお客様との直接契約、そして自社で設計デザイン、自社の職人で施工しますので下請けに丸投げする会社と比較しますと何割か安いのは当たり前なんですが・・・

この方式はお受けできる工事の数が年間を通じて限られてしまいます。

しかし、この方針は私のスタンスのですので、儲けではなく、理想のお庭を造るほうが重要ですので貫いておりますね。

 

まずは、お気軽にご相談くださり、理想のお庭を目指しましょう。