転機というものがありますね

ガーデナー石川です。
人間というものは要所要所に転機というものが急に訪れるのだと思いますね。

もう10年くらい前ですが広島市西区古田台だったかな、オシャレなお庭にしたいという奥様からご相談がありまして。
デザインを仕上げてプレゼンをしに訪問しました。
ご要望とか一切言われなかったので、私の感覚で自信作をご提案しました。
すると奥様が「これが石川さんのオシャレですか」って言ってデザインをテーブルの上に放り投げたんです。
本来、ここから修正をしてご納得頂いて工事の成約になるのですが、奥様に何を言っても無言で^^;
隣に黙って座られていた旦那さんが「今回は無かったことに」って、デザイン料も払ってもらえず家を出ました。
まだ5歳くらいだった長男を助手席で待たせていたので、先ほどあったことを帰り道で愚痴ってしまったんです。
すると長男が泣きそうなのをこらえながら「その人の見る目がないんよ。俺は父さんの描いたデザイン好きよ。オシャレだと思う」ってフォローしてくれたんです。
長男の優しさに泣きそうになりました。

この出来事が私のデザインにおいての転機になりました。間違いなく。
これを機にデザインのブラッシュアップ、とにかくどんな人からもすごいなぁって思われるデザインを描こう!って。