コンクリートをなるべく使わない外構

私はガーデン屋ですので、草花とそれを楽しむ人を中心に外構デザインしています。
方針としては
・なるべく土の部分を残す
・コンクリートの使用は最小限に
土地は呼吸して土中の微生物を活性化させ健全な状態を保ち、住む人に健康な身体と精神を与える、というのが「土」の考え方です。
そして、みなさんあまり意識していませんがコンクリートは「薬品」であるということ。コンクリートを施工しますと地中に薬品を含んだ水分が浸透していきますし、呼吸できなくなりますので、その下の土は死にます。
コンクリートをはがして植物を植えても育ちません。草木も生えない土地です。
しかし、土の部分を残し過ぎると雑草などのメンテナンスが大変ですよね。
そこで、いま紹介しています自然素材で固まる土、レンガ、化粧砂利などを使い全体的に意匠性のあるものとしてメンテナンス範囲を狭めたデザインにしています。自分が楽しめる範囲、子供たちと遊べる範囲は固めることなく、家庭菜園にしたり、花壇にしたり、果樹や庭木を楽しむのがベストかなと考えます。