虫と文明

アメリカの昆虫学者ギルバート・ワルドバウアー氏の著書「虫と文明」^_^
我々の生活まわりにいる虫たちのお話です☆
テントウムシ、とんぼ、蝶々、ホタル、ミツバチ、カイガラムシ、アブラムシ、ノミ、コオロギなどの面白い話。
世界中で一番愛されている虫はテントウムシなのだそうです。私がお庭づくりをしてるときも周りをチョロチョロして可愛いです^_^
テントウムシは見た目も愛らしいのですがキング・オブ・益虫と言われていてアブラムシなどを食べてくれるのでお庭の害虫駆除をしてくれているんですよ^_^
英語ではladybug、聖母マリアの鳥と言われており、これは中世ヨーロッパの農民がアブラムシで作物が被害を受けるのを見て、害虫から畑を守ってくださいって聖母マリアに祈りを捧げたらテントウムシがやってきてアブラムシを一掃してくれたことから名付けられたそうです。
ドイツではマリアの虫、オランダでは大切な主の小さな生き物、フランスでは神の作りしもの、ギリシャではイースターの小さいやつ、イスラエルではヘブライ語の名前でモーゼの作りしもの。どの名前も畑を守る虫ということから名付けられています。
日本語のテントウムシは名前の通り「お天道様」から来ており、やはり農作物の守神的な意味合いがあるそうです。
という感じで、いろんな虫の興味深い話が沢山のってる本です^_^