
詩人・工芸家のウィリアム・モリスは物質文明に背を向けた人で日常生活の中に美を求めました。
ガーデン系の方では無かったのですが、いくつかガーデンに関しての考えを残しています。
「大量に固めて植えられた花は強力な色となり、よほど用心しなければ庭づくりにとっては破壊的なものになる」
これは確かに色と種類によっては固めて植えてしまうと醜悪になってしまうんですよね。
「絨毯花壇は正常な精神が欠落したものである」
として、彼の望ましいガーデンをこう書いています。
「庭は大きくても小さくても、整然としていて豊かに見えねばならない。囲いを巡らして外界からは守られていなければならない。
自然のままや乱暴を決して許して真似てはならない。実際、家の一部のように見えねばならない。個人の庭は大きくてはいけない。」
今風に言えば
プライバシーが守られて、家屋と一体化した小さな庭、家庭の延長でなければならない。ということですね^_^