自分のスタンスを通しています

大学の同期で経営コンサルしてる友人から無料アドバイスを頂きました。
「お店の宣伝するページで政治やコロナの話を書いたらダメでしょ。他のお店を研究してみんさい。嬉しいなぁ〜、楽しいなぁ〜、綺麗でしょ〜、かわいいでしょ〜、素敵でしょ〜、こんなん完成しました〜を並べてお客さんを引きつける努力をしてるんだから。政治の話なんかしたら、うわ怖いって思う人の方が多いんよ。やめんさい」って。
私を思って言ってくれてるのは分かるのですが、ムリ(笑)
商売が下手くそなのは自分でも分かってるので、うわ怖いなと思われた方は怖くないお店に行けばいいし、一年に私が作るお庭にも数に限度がありますから、みなさんいらっしゃい!って気も無いんです。
確かに自分の中の矛盾と戦いながら「みなさんいらっしゃい!」という時期もありました。職人もいたから仕事を取らなければならない状況でもありました。結果、これ続けるならもう会社廃業にしようかなと悩むようになりました。
自分が起こした会社なのに自分が面白く仕事ができない日々が続きました。
あるテレビ番組で出雲かどこかの結婚式場のオーナーが出てまして、古い旅館でアットホームな雰囲気で接するという特集がしてました。
番組が派手な演出で綺麗な式場というのが世の中の主流みたいですが、みたいな質問をされて。
オーナーさんは「そういうスタイルがいいと思う方はそちらで式を挙げればいいんです。私はみんながみんな、うちのお客様とは思ってませんから」と答えられました。
眼から鱗の言葉でした。
それから私は私らしく、それが嫌な方はよそへ依頼されたらいいじゃない。みんながみんなうちのお客様じゃないし、みんな来られてもそんなに作れないから困る、ってスタンスになりました。
ガーデン屋はお庭は物を作る、物を売る商売ではない。心を癒す空間、家族の思い出を作る空間をつくりだす商売だと。
沢山の作業員が入って流れ作業みたいに作るものではない。お庭の土、水、風を見ながら健康な庭を作るのが目的だと。
そして私に関わる人たちに心豊かな生活を送って欲しい。
だから色んな本を紹介したり、いま我々日本人にとって何が大切なのか、いまどんな状況に日本は置かれて、どこに行こうとしているのか。
すべて、我々の子供たちに直結していることだと知って欲しいなと思っています。
これはお客様が減ろうが関係ない、私の生き方です。
どのような考え方の人が自分の敷地に入ってお庭を作ったのか、これはとても大切なことだと思いますよ。
依頼した会社名だけ知ってて、どこの誰だか分からない人、どんな哲学を持って庭を作ったのかも分からない、というのも不気味じゃないですか?