無駄な仕事こそ大切だと考える

私は「無駄な仕事」に多くの時間をかけます。
逆に「無駄な仕事」こそが大切だと考えています。
「無駄」というと「無駄を省く」とか「無駄足」などマイナスのイメージがありますよね。
それは損するとか得するとかの価値観で「無駄」という言葉を見ているからなんです。
無駄の語源は「駄」が馬に積んだ荷という意味でそれが無い訳ですから「お金にならない」「1円にもならない」という意味になりますが、お金の損得など関係ない部分として「無駄」を考えると。
見積などで工事金額の明細に出て来ない部分。
工事費の中に出てこない部分。
心の部分ですね。
もっとこうしておこうかな、とか。
作り手側が自分の庭を作っているように楽しんで作る部分、とか。
お金とか関係なしに純粋に楽しみながら作る部分。
お金の損得から考えると「無駄」なのですが重要だと考えます。