土と電気の話 植物生理学

地上にあるものは全て何かしらの電気を帯びてます。
ガーデン屋なので土を重視したお庭づくりをしていますので、土について言いますと。
土は電気的にはマイナスに帯電してます。
中学校の理科ですね(笑)
なぜ土が植物に必要な養分を蓄えることができるのか?は電気的な理由なんですよ。
植物に必要な養分って何?
カリウム
カルシウム
マグネシウム
アンモニア
これ全部イオン化したらプラスなんですよ。
土はマイナスですからプラスたちはくっつくんです。
で、植物が欲しいときに供給するんですよ^_^
自然はよくできてますし、このメカニズムが構築されてなかったら地球上は砂漠だった訳です。
この機能が高い低いで肥えている痩せていると土壌は判断されるんですよ。
そこに雨が降って浸透します。
雨は弱酸性で二酸化硫黄、窒素酸化物の濃度により酸性度が地域によって変化します。都市部で降る雨と農村部で降る雨は違うということですね。
これらは土中でイオン化してマイナスとなり土に必要な養分とくっついて酸化化合物となり土をどんどん酸性にしていきます。
もちろん養分を取られたから植物は弱ります。
だから植物が好む弱アルカリ性にまでもどしてやる必要があるので場所に応じて苦土石灰、消石灰、有機石灰を混ぜ込む必要があるんです。
という、土と電気の話でした^_^
分野的には植物生理学になるのかな。忘れました(笑)