「雨の恵み」と「恵みの雨」

土を大切にしたお庭づくりをするガーデン屋としては「雨」が降ると嬉しかったりします。
今日みたいに作業してて降られると「えーっ」ってなりますが(笑)
お庭づくりで地面の排水勾配、水はけを改善するために移動させた土が雨によりジワーッと馴染むんです。
これを「土が落ち着く」と言います。
だからお庭づくりをしてて何回か雨がザーッ降ってくれると嬉しい。雨が降らない時期は何回も散水します。
が、やはり雨が一番いい。
「雨の恵み」で、やはり水道の水とは違いますからね。空気中に漂っている有機物の塵が溶けたものが地面に吸収されるわけですから、浄水された水より何倍もいいんです。
「雨の恵み」というのはこのような自然の雨がもたらす恩恵のことを言いますが、「恵みの雨」という言葉もありますよね。
「恵みの雨」というのは、旱魃で雨が降ったときにこう表現しますよね。神様が雨を降らせてくれた〜とか、仏様が雨を〜という宗教的な意味合いで「雨」自体に感謝する言葉ですね。

何というか、天気予報の時に予報士の人が残念そうに「明日は雨です〜」って言うから、なんな残念〜って気分になりますが(笑)
基本的に雨は人間にとってプラス面が多いんですからね。