いい学校?いい教育?

2月に入りまして受験生がおられるご家庭は緊張感マシマシになっていることでしょう。
我が家も長女が高校受験でして、2月3日が一発目の入試です。
志望校を選ぶ時に長女が聞いてきたのが
「いい高校ってどれなんかね?」
これには答えが無いと思ってますので
「自分で色々調べてみたら?」というしか無かったですね。
そりゃ、教育費率が高い我が家から見たら公立高校で近所で国公立大への進学率のいい高校が良い高校、と金額だけで見てしまうので(笑)
親が望む高校が本人の学力や適性、これからやりたい事に合致してるとは限らないので、下手に先入観は与えないようにしました。
長男の時もですが
本人が選んで、本人が頑張って合格した学校が良い学校であり、行くべき学校だなと思います。
私の母親は終戦時、敗戦の引き上げ船で福山大空襲の焼け野原に帰ってきまして。食べる物も無いまま空襲の犠牲者が積まれていた福山市立西小学校へ登校、城北中学校へ行き、高校受験をしたけど入学金が払えず泣きながら断念し三菱に就職したという話を聞かされて育ちました。
父親は大地主のおぼっちゃま君なのでそこら辺の話はピンときてなかったようですが。
母親としては勉強したくてもできなかった悔しさもあり、ガチの教育ママでしたね。
しかし、残念ながら子供の頃から私は人の言うことを聞かず、自分が好きな勉強しかやりませんでした。53歳になった今もそうですが嫌なことはしない。好きなことだけやる。
で、母親の思う通りにならなかったので、私の長男の教育に関して口を出してきました。
小学受験させろ、中学受験させろと進学校に入れて最高の教育を受けさせろって。
まぁ、すべてスルーしましたが(笑)
小学受験、中学受験を否定するつもりはありませんが、人間形成においてベストな環境は「公立小中学校」だという持論があります。
小さい時から囲まれた似たような子供たちの中で成長し、優秀な教育環境を与えられ、高校、大学と進学していきます。
で、社会に出てビックリして対応できない訳です。
社会、世の中は「公立」ですからね。
公立小中学校、いろんな家庭の子供がいます。
お金持ち、貧乏、大多数の中流家庭、その家庭を反映した子供たちが毎日教室に来るわけです。
大きな犯罪を犯さない限りクビにならない教員たち。子供たちのことを真剣に考える先生、サラリーマンのように授業だけやればいい先生、色んな先生を見ながら世の中の矛盾、理不尽を子供たちは学習していきます。
だから世の中に出たら公立小中学校を経た人間が強い訳です。温室で育ってないから。
親の最終であり、最大の目的は
子供が世の中のためになる人間に育ち、自立して生活できる大人として社会に送り出すことです。
学歴社会が崩壊しているいま、大学進学が全てだとは思いません。
自立した人間は「知識」「技術」が重要ですからね。
大工などの職人になりたいならもう高校に行くような時間は無いと思いますし、美容師などになりたい場合、そういう学校へ行くべきだし。
子供たちが何になりたいのか?はコミュニケーションの中で知り、応援。
失敗したら助けるのが親の役目だとも思っていますよ。
いい学校、いい教育というのは、その子供にとっていいのか?ということで、よその子と比較するようなものではありません。