さよなら 藤子不二雄 Aさん

なろう!
なろう!
あすなろう!
明日は檜になろう!

井上靖の「あすなろ物語」の一節から始まる藤子不二雄先生の自叙伝的な漫画「まんが道」
愛蔵版全四巻
高校卒業して大学進学で一人暮らしを始める時、兄が買ってたこの本を持っていきました。
35年経っても、たまに読みます。
もう破れたりページが取れたり、日焼けで茶色くなってますが大事にしてます。
まだ漫画が社会的に認知されていない昭和20年代、富山県で藤子不二雄の2人が出会い、手塚治虫を目指して漫画家になるという夢を追い東京、トキワ荘へ。
すでに天才だった石森章太郎、そのアシスタントをやりながら少女漫画を描いていた赤塚不二夫などレジェンドたちが若かった時代を描いています。
藤子不二雄の我孫子さんの方がこの「まんが道」を描かれてました。
昨日の訃報を知り、真っ先にこの作品が浮かびましたね。