介護とは何か?と考えさせられたのは
近所の整体院に行った時でして
世間話の中で実家の父の話になって
デイケアに行ける日が増えて、私が動ける時間が増えた
という話をしたら
整体師の方が
「じゃあ、石川さんは介護してないんですね」って。
ん?
いや、父がデイケアに行けない日とかは介護に手を取られるんですよ、と言ったら
「でも、デイケアに行ってるんですよね?介護してないじゃないですか」って。
この人の言う介護というのは介護保険を使わず100%じたくで面倒を見ることをさしてるんだなと。
デイケアを少しでも使うと、それは介護してないってことになるんだ。
あー、こりゃはなしが噛み合わないパターンの面倒くさいやつだと思って話をバッサリ切ったけど(笑)
この時に介護とは何?と考えて
やはり基本的に自由に行動できない人間の身の回りの世話をするのが介護なのよね。
介護保険で要介護、要支援という言葉がよく出てきたけれど
要支援とは何?との説明には要介護ではないもの、とあるのよ。
じゃあ要介護とは何?と調べると
日常生活において「常時」介護を要するもの、つまり100%人の助けが必要なもの。
どれくらい助けが必要なのか?というのを要介護1とか2とかの段階に分けてるのよ介護保険を利用するのに。
あの整体師さんはこれを短絡的に100%世話してるなら介護、そうでないなら違うと理解してるんだなと。
人間なんだからそんな単純なものではないよな。
また、それを判定する市役所から派遣される専門の方が、これまた失礼極まりないというか横柄な方ばかりでね。
まあ、福山市だけかも知れないから詳しくは書かないけれど、それはまあ酷いことを平気で半笑いで口にする。
介護保険とは親を人質に取られてやられたい放題なシステムだなと感じたな。
介護利権の闇は深いのよね。