希望と絶望

絶望の隣に誰かがそっと腰かけた。
絶望は隣の人に聞いた。
あなたは一体誰ですか?
隣の人は微笑んだ?
私の名前は希望です。

アンパンマンの作者やなせたかしさんの晩年の詩です。
34歳で脱サラしたあとは挫折の連続で、アンパンマンで名を知られたときには60歳になっていた。
世の中いろんなことが降りかかり、くじけそうになるだろうけど、誰の隣にも希望が座ってるんだよ。
アンパンマンミュージアムの原画を見たときに驚いたのはアニメで見る明るい雰囲気は無く、真っ暗な中をアンパンマンが飛んでたり、かなりダークな絵柄なんです。
苦しいとき、悩んでいる暗い気持ち、絶望感の中を明るい色のアンパンマンが希望を照らしているんだなと感じました。