夏の照り返し対策③ 太陽光だけを見ててはダメな理由

照り返しの続き
照り返し対策というと「日差し」にばかり目が行き、その「日除け」をどうするか?と思ってしまいがちなのですが。
大切なのは日差しはもちろんですが「風水」なんです。
「照り返し」の何が問題なのか?をもう一度よく考えてみるんです。
太陽光がコンクリートやタイルに反射して家を熱し、室内の温度が上昇することですよね。
その太陽光はどこを通ってくるのかというと「空気中」。
乾燥している空気は太陽光は直進しますが、ある程度の湿度がある場合は空気中の水蒸気にあたり直進しません。
ある程度の高さの庭木で地面に木陰を作り、下草を充実させて蒸散作用により湿度を上げてやる。
コンクリート表面を私の雑草の生えない固まる土でカバーしてやるとさらに効果UP。自然素材だから保水もよいです。
これをすべてやると確実に室内の温度は下がりますよ^_^
あとは風通しを阻害しているものが確認することです。
空気が動かない空間は照り返しがさらに強くなります。これは太陽光が直進しやすいからです。
まとめると照り返し対策は太陽光だけを見るのではなく湿度、風通しも見てあげると改善される、となります^_^
コンクリートの照り返しで暑い、というのは太陽光だけでなく空気の乾燥、停滞も原因の相乗効果と言えます。
#ガーデナー石川