ザリガニの鳴くところ

映画「ザリガニの鳴くところ」を昨晩というか夜中に見ました^_^
原作は3年前くらいに読んで感動してたのですが、映画化されたのは知らなくて。U-NEXTの新作で見てさっそく視聴。
いい!とてもいい!

物語は
アメリカ・ノースカロライナ州の湿地帯。
家族でその湿地帯に住んでいた主人公カイア。父親の暴力により母親は出ていき、兄弟たちもいなくなり、ついには父親もいなくなり取り残されたカイアは6歳。
待っていれば家族はきっと戻ってくる。
1人でムール貝を売りながら湿地帯で生きていく。
町の人たちは彼女を「湿地帯の娘」とさげすみ差別していたが、中には彼女を娘のように想いムール貝を買取り続ける商店の黒人夫婦、彼女に恋心を寄せる少年もいた。
月日が経ちカイアは19歳に。湿地帯の自然を研究し、スケッチをする毎日を送りながら、いつか家族が帰ってくるのを待っていた。
そんなある日、将来有望なお金持ちの若者が殺される事件が発生、警察は何の証拠も無いにも関わらず偏見による決めつけでカイアを第一級殺人罪で刑事告発。
カイアは無実の罪で法廷で裁かれることに、、、

原作者はアメリカの動物学者であり作家のディーリア・オーウェンズ。これがデビュー作。
湿地帯の自然、田舎の閉鎖社会、人間に対するあきらめと希望がきちんと描かれた名作です^_^
原作をきちんと理解した映画化に拍手ですね。