こどもの言葉づかい

お客様と子育ての話をしてて
「石川さんでも子供をきつく叱ることってありますか?」って聞かれまして。
子育て20年の間で3回くらいかな、ほんとにキツく叱ったのは。
3回とも「言葉づかい」ですね。
言葉づかいというのは一番分かりやすい「人間性」ですから、これを注意するのは親の重要な仕事であり義務と思いますよ。
子供って保育園や幼稚園に行くまでは親が先生ですから丁寧の言葉を使いますが、通園しだすと色んな家庭の子供たちと接触して、我が家では使わない下品な言葉、乱暴な言葉、悲しい言葉を覚えて帰ってきます。
で、それが悪い言葉という判断ができない訳ですから親の前で披露してくれるんですよ。
これは小学校低学年あたりまで続きます。
一番叱ったのは小学校で覚えてきた
「どうせダメなんでしょ?」「どうせ〜」という言葉。
鉄は熱いうちに打て!で、すぐに叱りました。
「こりゃーっ!どうせ!って言葉は人生に絶望して諦めた人間が使う悲しい言葉じゃー!絶対口にするな!」って。
あとはまぁ「死ね」って言葉を使った時ですね。
「こりゃー!死ねって言葉を使う時はほんとにその人間を殺したい時に使うもんじゃ!絶対に使うな!悲しい言葉じゃ!」って。
あとはまぁ、キツくではないですが 
「揚げ足取り」「人の話の腰を折る」ことはダメよ。と注意しましたね。
注意ではないですが、こういう考え方はするなよってのが一つ
例えば携帯電話で相手にかけた時に出なかった時、物事をひねて悪くとる人は「なんで電話にでないんだ!」と自分中心に考える。 
相手のことを思いやる心のある人は「あ、忙しいときにかけたかな、また今度かけよう」ってなる。
言葉づかい、考え方の根本には「思いやり」があるのよって。
子供は色んな間違いを気付かずにしますから、その都度気づいたら声をかけますね。